ネーミング造語とマーケティングイメージ

ネーミングの実際

自然語で(1)

自然語でネーミングを行う場合もあります。

自然語とは、実際の生活の中で普通に使われている言葉を指します。

造語とは違い、日常的に利用されている言葉ですから、その言葉が持っているイメージがそのまま商品のイメージにつながります。

また、自然語には日本語だけではなく、諸外国の言葉が含まれます。

そのことが、自然語をネーミングに利用する場合の世界を広げるのです。

例えば、「ナイーブ」という言葉は日本語で使われる言葉の意味と英語で通常利用される意味が違います。

日本で例えば、「ナイーブ」という言葉をそのまま利用してネーミングすれば、「傷つきやすい、繊細さ」をイメージするかもしれませんが、欧米では「愚鈍さ」を表すイメージが強くなります。

このようなことから、世界で販売されている自動車のネーミングでは、日本の社名がそのまま海外の各国で使われることはまれです。

自然語でネーミングする場合には、こうしたことに注意しなければなりません。

言葉には語感というものがあります。

日本人には美しい語感に聴こえるものでも、外国人にとってもそうであるとは限りません。

また逆も同じです。

日本語の語感がアメリカ人にとって美しく聴こえるものもあれば、そうでないものもあります。

国際的に販売する商品の場合、世界中で通用するネーミングにする場合には、アルファベットや数字の羅列にする場合が多いようです。

世界に通用する自然語のネーミングはとても難しいのです。

アメリカでのネーミングは比較的、日本ではそのまま受け入れられます。

これは日本語にカタカナで外来語を受け入れてきた文化があるからです。

こうした文化の無い国では、外国語のネーミングは単に音を自国の言葉に当てはめたものになることが多いようです。

日本で発売する商品のネーミングを日本語の自然語でつける場合には、その語感が一般にはどのように感じられるのかをよく分析する必要があります。

あるいはマーケティング的に見て、その商品を、誰を対象として、どのように販売するのかといったこともネーミングに考慮しなければならないでしょう。

男性向きの商品と少女向きの商品ではネーミングに違いが出るのは当然ですが、その違いは自然語でネーミングするときにより顕著になるでしょう。

ネーミング造語とマーケティング区切り線

ネーミング造語とマーケティングは、ネーミングについて解説しています。

ネーミング造語とマーケティングPick!:造語で(1)

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