ネーミング造語とマーケティングイメージ

造語ネーミングの注意点

時代の空気(1)

商品のネーミングを考えるときに、非常に重要なことの一つに時代の空気を読むということが挙げられます。

このことは、商品をマーケティングするうえでも非常に重要なことであり、それと関連して、ネーミングにおいても決して無視することができないものなのです。

ここ数十年を振り返っても、その時代時代はそれぞれに特徴的な「時代の空気感」というものを持っています。

例えば、1960年代は戦後を通過した政治的な固い時代であるとともに、高度経済成長に入っていく躍動感を持った時代でもありました。

70年代前後は、カウンターカルチャーが華やかであると同時に、反体制的な政治の時代でもあったといえるでしょう。

80年代後半からは、いわゆるバブル期の経済の高揚期でした。

そして92年のバブル崩壊から現在まで「失われた20年」とも言われる経済の停滞期にはいったままです。

こうした時代の雰囲気、時代の空気は、その時代に生活するそれぞれの世代の人に大きな影響を与えます。

そしてその心情の大きな波にフィットした商品とそのネーミングが、たとえ不景気のなかでもヒット商品となっていくのです。

人間の心理には「同調心理」と言われる心理状態があります。

これは、例えば、とても悲しい気分になってしまったときに、それを癒すためには、楽しい音楽を聞くよりも、悲しい音楽を聴く方が早く心が癒されるような人間の心理状態をいう言葉です。

こうした心理は時代のなかで多くの人に醸成されます。

ですから時代が持つ空気感からかい離した商品やそのネーミングは支持されることが少なくなるのです。

時代が大きく成長していく時には、「BIG」や「大きい」、「伸びる」、「成長する」といった言葉のイメージが人を鼓舞し、指示されることが多いでしょう。

ですからそうした雰囲気をとらえたネーミングの商品が増えるのです。

政治の季節には、ネーミングにも哲学的であったり、思索的であったりするようなうんちくのあるネーミングが受け入れられたりするわけです。

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ネーミング造語とマーケティングは、ネーミングについて解説しています。

ネーミング造語とマーケティングPick!:造語で(1)

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