ネーミング造語とマーケティングイメージ

造語ネーミングの注意点

安っぽさに陥らない(2)

安っぽさに陥る場合のきっかけの一つは、その時に流行っている言葉や事象、風俗などをとらえて、安易なネーミングをしてしまうことです。

例えば、ヒットドラマの主人公の名前をもじってネーミングする、時の流行語を取り入れてネーミングする、こうしたネーミングは、一過性の話題にはなりやすいのですが、それが長続きすることは極めてまれであると言えます。

開発にコストをかけた商品であるほど、ロングセラーにしなければ採算ラインには乗らないもの、それだけに一過性の売れ行きはかえって経営に悪影響をもたらせてしまうことさえあるのです。

安っぽいネーミングを避けたいと思うあまり、堅苦しいネーミングにしてしまうのももちろんよくありません。

堅苦しいネーミングが良い影響を与える商品もありますが、一般の商品ではそうした例はまれです。

高額な投資商品など、一部のものに限られるでしょう。

大事なことは、その商品の特性に照らしたネーミングにするということです。

売る対象は誰か?

その消費者はどのような嗜好性を持っているのか?

そしてまたその商品はどのような流通ルートを通って、消費者の目に届くのか?

広告についてはどのように考えるのか?

そうしたマーケティングに関わる要素のすべてがネーミングに影響します。

またそうしたことをきちんと考えておかないと消費者に届くネーミングはできないのです。

安易な言葉遊びや言葉のもじりを利用したネーミングは安っぽさに直結する例が多くなります。

ふざけたネーミングだなあと思わせることによって、消費者に強いインパクトを与えるネーミングは、安っぽさとは対極にあるものです。

なぜなら、そのネーミングの裏側には綿密なマーケティング作業が隠れているからです。

ですから安易に面白さを狙ったネーミングをするのは避けるべきかもしれません。

それは非常に高度なマーケティング技術を必要とするからです。

人を楽しませたり、笑わせたりすることは決して簡単なことではありません。

ましてや笑わせ続ける、楽しませ続けることは至難の業と言えるでしょう。

だからこそ、単に面白さやふざけた感じのネーミングや、流行り言葉をもじったようなネーミングを思いついた時には、再度、マーケティングの原則に照らしてじっくりと検討することが必要と言えるでしょう。

ネーミング造語とマーケティング区切り線

ネーミング造語とマーケティングは、ネーミングについて解説しています。

ネーミング造語とマーケティングPick!:造語で(2)

造語でつけられるネーミングには、擬態語や擬声語などをもとにしたものも多くあります。 例えば、昔の薬のネーミングにはよくこのような手法が用いられました。 例えば、ある症状が「けろっ」と治るのをベースにし・・・・

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